◆ CafeTime News BackNumber ◆
2010/04/27〜2011/02/07
◆ CafeTime News ◆
2011/02/07
◆中米を訪問
コスタリカ、エルサルバドル,グアテマラの3カ国を廻ってきました。
共通して言えるのは、いいものが少ないと言うことです。
昨年の天候不順のせいで、収穫量が減っています。
ただ、今年に入ってずっと晴天続きなので、3カ国とも 
「木についている実は真っ赤を通り越して紫から黒に近い熟し方」
でしたので、味はすばらしいと思います。

また品質向上に取り組む生産者にもたくさん出会いました。
量中心の時代から、品質中心、さらに言えば個性をどうだすかといった時代に突入したのかもしれません。

コスタリカではマイクロミルが増えているのに驚かされました。
3年たつと浦島太郎です。
個人経営の生産者が、自前でパルパー(外皮を剥く機械)などを買い、
丁寧に屋根つき乾燥場で豆を乾燥しています。
欠点豆を取り除くのに有効な「アフリカンベッド」というネットの台も中米で積極的に取り入れられています。

価格は昨年の1.5−2倍になっていてそちらのほうは頭が痛いですが、そういう時代になったと考えています。
今回見つけた豆は夏から秋ごろの入荷となります。
お楽しみに。

◆ CafeTime News ◆
2010/09/9
◆ブラジル
7月にブラジルを訪問しました。
収穫期に訪問するというのが実は一番重要です。
完熟豆をちゃんと選別しているか
ー収穫・収穫後の機械での選別
精製の丁寧さ
ー不純物.未熟豆の除去.選別方法
今年の天候の影響
ー日照や降雨、気温の影響
などを見て歩きます。

昨年落札したバイア州へまず向かいました。
初めて訪問する地域です。
内陸部で、アフリカのサバンナのような光景でした。
← 収穫後すぐに外皮をはがして乾燥場へ。

 

←肥料が十分なので葉の色が濃い。
新興の地域ですので、今後が楽しみです。

ついでここも始めて訪問するセラード地区。
20年ほど前、ブラジルの南部が度重なる霜害を受けるのでブラジル政府が大規模な土壌改良し入植者を受け入れた地域です。
新しい地域でかつフラットな地形なので、機械収穫、機械剪定ができるようコーヒーが植樹されています。
←機械収穫。

次いで伝統的なミナス地区。
こちらではカップオブエクセレンス常勝地区のカルモデミナス、ブラジル最大の規模のモンテアレグレ農園などを見てきました。
今年のできはいいようで、いくつか買い付けも済ませました。
来年早々にはご紹介できることと思います。

◆カップオブエクセレンスの審査会
8月21日よりカップオブエクセレンスの審査会に国際審査員として参加してきました。
ルワンダのコーヒーはすばらしいスパイシーなフレーバーを持つコーヒーとして最近注目を浴びています。
今年はコーヒーの相場が、異常なほど高騰していて、豆をすでに中間業者に売ってしまっており、参加ロットは少なめでした。
CoEの称号を得たロットも22ロットで 少なめです。
トップテンはやはりすばらしいものでした。
←カッピングの用意が整いました。
←ルワンダの女性スタッフと
 各国の女性カッパー。

フレーバーはカシスや柑橘、スパイシーが良く出ます。
クローブやナツメグ、シナモンといった感じが独特です。
品種は生産量のほとんどがブルボン種と言う古典種で、きれいな甘味とフルーツのようなさわやかさが特徴です。

ルワンダからケニヤに移動し、いくつかの農園や農協を訪問。
ケニヤはほとんどのコーヒーが国家規模でオークションにかけられます。
今回はそのオークション会場を見学できました。
驟雨に2回?ですので、見学できてラッキーです。
ケニヤのメインクロップ(主な収穫期)は日本の冬です。
今はフライクロップといって、取れる量は少なめです。
地域によって、12〜1月収穫と、6〜8月収穫の地域に分かれます。
同じ樹からは、年に1度の収穫です。

1日の午前中は買い付けのためのカッピングです。
ぎりぎりまで粘ってすばらしいものを見つけることができました。
ライムジュースのようにきれいでさわやかな風味があります。

こちらは2月ころ入荷の予定です。

◆ CafeTime News ◆
2010/07/4
◆ニカラグア、エルサルバドルのカップオブエクセレンス国際審査会に
 参加してきました。


◆ニカラグア
ニカラグアの審査会場は、ホンデュラス国境に近いオコタルという小さい町です。
このあたりはヌエバセゴビアという地域ですが、毎年たくさんの農園から入賞者が生まれます。
まず ”テロワール”といわれる、狭い地域の気候と土壌が高品質コーヒーを生み出すといわれています。
面白いことにこの地域は砂地です。
通常は黒い土、もしくは赤い土が多いのですが、このあたりはなぜか砂地が目立ちます。
←オコタルの農園にて
 苗床は砂地でした。
←栄養が行きわたって、しっかりした葉の色が
 特徴的です。
国道から入ると、谷が複雑に入り組んでいます。
風通しがよさそうです。
標高も1300m以上あり、この高地というのも重要な要素です。
さわやかな酸味をもつコーヒーが生まれます。

また生産者の姿勢も重要です。
ニカラグアは、高品質コーヒーの生産に積極的に取り組んできました。
最近その成果が実り、高品質コーヒーの産地としての評価を得られるようになって来ました。

インフラも重要です。
最近平和が続き道路事情がよくなってきました。
乾燥場まで車で豆を持っていくことも多く、収穫から処理まで短時間で出来るとダメージも受けにくくなります。

今年の1位の生産者の話をします。
本当に小さな生産者が今年の1位になりました。
今までは生産量が少なかったのですがー天候不順で全体の収穫量が少なかったにもかかわらずー今年は少し多く取れたので、出展したそうです。
そうしたら初参加で1位になってしまいました。
聞いてみると、標高が1600mもあるそうです。
標高が生み出す 柑橘系のすばらしい甘い酸味のコーヒーでした。
←初エントリーで優勝してしまって、
 まだ呆然としていました。
 今までの努力の賜物ですね。
←今回の会場はコーヒースクールです。

◆エルサルバドル
ニカラグアにつづいてエルサルバドルの審査会に参加してきました。
エルサルバドルは火山国です。
そのせいか飲料水も心持ちアルカリっぽく、少し塩辛いような感じです。
コーヒーの樹はアルカリ土壌を好みます。
エルサルバドルはしっかりした風味が特徴ですが、このアルカリ土壌が生み出すものでしょうか。

今年の1位はやはり標高1600mと言うかなり高地の農園でした。
顔見知りの農園主さんでしたので、驚きました。
このコーヒーも美しいコーヒーでした。

表彰式の後、「ノンブレデディオス」と言う農園を訪問しました。
2004年に初めてエルサルバドルのカップオブエクセレンスを落札したときの農園です。
当時は落札した先の農園とのコンタクトをとることが難しかったのですが、縁があり昨年から
またお付き合いがはじまりました。
マリアさんと息子さんとで維持しています。
お二人とも熱心で訪問中ずっといろいろ質問攻めでした。
来年の収穫とお味の向上が楽しみです。


・追記
5月末にグアテマラで火山の噴火とハリケーンによる災害がありました。
幸い日本人や諸外国の審査員の皆さんはご無事でした。
また 農園の収穫後でしたので まだ生産地域のダメージは少なかったようです。
が、グアテマラ・ホンデユラス・エルサルバドルで大勢の方がなくなりました。
御冥福をお祈りします。

◆ CafeTime News ◆
2010/04/27
◆グアテマラ
4月10日ー14日までグアテマラをまわってきました。
メキシコに近いウエウエテナンゴ地区にまず入りました。
山並みが連なり急な傾斜にずっとコーヒーが植えられています。
もともとはアンティグア(アンティークと同じ古いという意味)が有名ですが、
最近はおいしいコーヒーの産地として世界的に有名になってきました。
カップオブエクセレンスもこの地域からたくさん選ばれています。
この地域はインディヘナの皆さんの多い地区で、いまだに民族衣装を日常的に着ています。
帯のところにはちゃんと携帯がはさんであります。
←生産者とのミーティング。
 現地の小学校に$200寄付しました。
←ウエウエテナンゴの街中にて。
 鮮やかな衣装です。
←連なる山並みはすべてコーヒー園。
 急な所にも植えていきます。
←こういう光景も珍しくありません。
 青年が左手に持つのは山仕事用のなたです。
次にパレンシア地区を訪問しました。
グアテマラシティの近くです。
今回「サンホルへ農園」「サンヘラルド農園」の2か所の豆を買いました。
「サンホルへ農園」を訪問。
ホンデュラスの「エルサウセ農園」(かつてCoE1位に選ばれたところです)と似ていて、樹々がゆったり育ちしっかり濃い色の葉をつけています。
ちょうど開花の時期で、めったに見られない美しい風景に出会うことができました。
現地でサンプルを試しましたが、重みのあるいいコーヒーです。
(8月頃多分入荷します)
←サンホルへ農園の農園主と奥さんです。
←ピカピカのマシンです。
 新品かと思ったら5年前に買ったとのこと。
 丁寧に使っておられて、掃除も行き届いて
 いるという感じがします。
←コーヒーの花です。
 ジャスミンのような甘い香りがします。
←葉の色の濃さと、たくましさを
 見てください。
←山中のコーヒーの樹が花を咲かせています。
 来年が楽しみです。

◆SCAA
アナハイムで開かれたSCAA大会(アメリカのスペシャルティコーヒー協会のコー
ヒーショー)に参加してきました。
産地の方との打ち合わせやカッピング、ブースをまわっての新商品チェック、バリスタ全米大会の視察など忙しい3日間でした。
←SCAA会場にて
 有名なバリスタマガジンの編集長サラさん。
 何でも気さくに教えてくれます。
←エルサルバドルの
 「ノンブレデディアス農園」の
 マリアボットさんと。
 初めてサルバドルCoEを落札した
 思い出の農園です。
 昨年からまた買い始めました。
←EAFCA(東アフリカコーヒー機構)の
  ブースで。
 7カ国の豆をカッピング。
 参加者もいろいろな国のカッパーさんたち
 です。
←インテリジェンシアの新店舗。
 変わった看板です。
 バリスタの全米チャンピオン(2年連続)は
 このお店の方です。
 

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