1. 2018年2月中米出張レポート①~エルサルバドル編

2018年2月中米出張レポート①~エルサルバドル編

2018年2月中米レポート

毎年1月~2月は中米産地を訪問しています。

今回はスタッフの浅田と永田も社長の糸井に同行して参りました。

今回のレポートでは訪れた農園の中からいくつかをピックアップしてご紹介いたします。

エルサルバドル カフェ・モンテシオン

エルサルバドルは四国と同じくらいの面積をもつ比較的小さな国ですが、人口は630万人という中米では最も高い人口密度を誇ります。かつてはこの国の輸出総額の半分をコーヒーが占めていたことや、現在でも国内の7%の労働者が従事していることからも、この国におけるコーヒーの重要さが伝わってきます。

この国のコーヒー生産エリアは大きく6つの地域に分かれています。それぞれ、

アロテペック=メタパン山脈 (Aloteprc, Metapan)

テカパ=チナメカ山脈 (Tecapa, Chinameca)

エル・バルモサ=ケツァルテペック山脈 (El balsamo, Quezaltepec)

チチョンテペック (Chichontepec)

カカウワテケ (Cacahuatique)

アパネカ=ヤマテペック山脈 (Apaneca, Ilamatepec)

となっています。

 

今回訪れた農園は、毎年カフェタイムが訪れているカフェ・モンテシオン( Cafe Monte Sion)です。アパネカ山脈の中腹に位置しています。

展望台からの農園の風景

この農園はUrrutia家により所有されていて、リリアナさん(Liliana Urrutia de Narvaez)により運営されています。

農園の管理人(左)とリリアナさん(右)

敷地は140ヘクタールの中規模農園で、シャロム農園、モンテシオン農園、シェキーナ農園の3つを所有しています。

 

シェキーナ農園

 

農園で収穫されたコーヒーチェリーは念入りにハンドピックをして、熟したチェリーのみを選り分けて高品質なスペシャルティコーヒーになっていきます。

チェリーのハンドピッキング風景
熟したチェリーのみを選別する

 

今回は3つの農園以外にも、処理場や乾燥場など様々な個所を視察することができました。

収穫後の処理工程や乾燥工程でも、丁寧な処理をされているのが良く分かり、品質重視な姿勢が伝わってきます。

乾燥場
苗床(ナーサリー)

 

シェキーナブルボン

カフェ・モンテシオンの最高峰のコーヒーはシェキーナ農園で採れるシェキーナブルボン種のコーヒーです。この品種はブルボン種の変異種であり、この農園独自の非常に特殊なコーヒーです。

シェキーナブルボンのチェリー

コーヒーチェリーも通常のブルボン種とは違い、非常に大きなチェリーを付けます。

カッピングではピーチを思わすなめらかな触感と甘さが長く続き、品質の高さを示していました。

 

 

リリアナさんは有機肥料を効率よく使用して、木と土壌の健康を管理しています。ここの土は有機物が多く、柔らかく魅力的です。

パルプ(果皮)の有機肥料化

 

リリアナさんは2週間に一度、カフェ モンテシオンで働くピッカーさん達に、お給料以外に様々な物資を無料で配布しています。数多くの医療品に加え、衣服や子供たちのための玩具、また食料品など、生活で必要となる品を倉庫にたくさん保管していました。素晴らしい活動です。

たくさんの人の寄付により成り立っている活動です。私たちカフェタイムも昨年に続き、今年も寄付をさせていただきました。

物資倉庫

 

今年もカッピングを通して素晴らしいカフェ モンテシオンのコーヒーを買い付けてきましたので、店頭に並ぶまで楽しみにお待ちください。

 

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