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5月のおすすめコーヒー「インド アラク」

インドは、エチオピア、イエメンというコーヒー文化の発祥地以外で初めてコーヒーの生産が始められた国であり、コーヒー生産の歴史は1600年代から始まっています。インドは紅茶のイメージが強いですが、コーヒーの生産量もコロンビアに次いで世界5位というコーヒーの重要な産地でもあります。

インドのコーヒー生産地は伝統的に最南部で行われてきましたが、現在は少し北東側にも生産地が広がっています。今回のアラク・バレーも比較的新しい生産地の1つです。

アラク・バレーはインド南東部のアーンドラ・プラデーシュ州にあります。アラクのコーヒーの歴史は1920年頃、アラクの土地環境に強い可能性を見たイギリス人の国税庁の役人が植えた時に始まりました。1960年代にインド独立後はインドコーヒー局とアーンドラ?プラデーシュ森林省により管理され、現在は政府管轄の部族問題省へ引き継がれています。2007年に指定部族農業協同組合が結成され、NGO団体によりコーヒーの栽培から生産処理、管理などの技術提供の支援を受けています。

NGO団体はコーヒー栽培だけでなく、地域全体の生活向上に関わるあらゆる事に取り組み、生産者と共に努力しています。このコーヒーは生産者、政府、民間団体が一丸となって努力して作り上げてきたコーヒーです。Gems Of Araku(アラクの宝石)と名付けられたコーヒー品評会に入賞したこのロットは、完璧な処理工程を経た事によるクリーンカップと、完熟したコーヒーチェリーのみを摘み取った事による強い甘さが感じられます。

産地 インド
エリア アラクバレー
農園名 -
生産者 指定部族農業協同組合
処理場 -
標高 900~1100m
品種 S795、セレクション4、セレクション5、コーベリー
精製方法 ナチュラル
カッピング
プロファイル
完熟豆の強い甘味
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