スペシャルティコーヒーとは

スペシャルティコーヒーとは

香りがとても良い
多様な風味がある
雑味がない
 甘さと爽やかな酸味がある

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※ 上記の点数は目安です。

1.多様な風味

高品質なコーヒーには様々なフレーバーがあります。

甘さと酸味が、味わいに立体感を与えてくれます。

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2.美味しさの基準

スペシャルティコーヒーとは、生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正 になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆です。

そしてスペシャルティコーヒーには際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていきます。

私達は世界基準であるコーヒーの評価基準に基づきコーヒーの評価をおこないます。高品質で美味しいコーヒーに求められる項目は8項目に分けられます。

  1. Clean Cup
    〈雑味のなさ。主にコーヒーチェリーの熟度、生産処理、品質管理などにより達成されます。〉
  2. Sweetness
    〈甘さ。主にコーヒーチェリーが養分をしっかりと蓄え、熟度が高い状態で収穫されることにより達成されます。〉
  3. Acidity
    〈酸味。味わいに立体感と輪郭を与えてくれる必須の項目です。高産地でゆっくりと熟したチェリーにのみ感じられます。〉
  4. Mouthfeel
    〈質感、コク。土壌、コーヒーチェリーの熟度、生産処理など様々な要因により達成されます。〉
  5. Flavor
    〈風味。国、地域、品種、生産処理により多様な風味特性が現れます。品質が高いものほど、より複雑な風味を獲得します。〉
  6. Aftertaste
    〈後口。高品質なコーヒーには心地よい甘さが感じられます。〉
  7. Balance
    〈バランス。高品質なコーヒーは飲み始めから最後の一口まで心地よいバランスを保っています。〉
  8. Overall
    〈総合評価。評価項目だけでは表現しきれない魅力を評価します。〉

3.高品質なコーヒーとは

高品質なコーヒーを作るには、いくつもの条件と、多くの人の手による努力が必要です。

肥沃な土壌、チェリーがゆっくりと熟すのに最適な高い標高、適度な雨量、
毎年高い品質を維持するための栽培技術、熟したチェリーのみを収穫する労力、
生産処理に使用する綺麗な水、処理施設の清潔さ、
劣化をさせずに最適な水分値まで乾燥させる技術と設備、人の手による何度も繰り返される選別作業。

書ききれない程多くの工程を経て、高品質なコーヒーへと仕上がっていきます。

下記にはその本の一例と一工程をご紹介します。

mame 高産地でゆっくりと成熟した完熟したコーヒーチェリーには、甘さ、風味、酸味などが際立っています。未熟なコーヒーチェリーには渋みや雑味があり、風味にも乏しく平坦な味わいになります。
mame2 完熟したコーヒーチェリーのみを摘むことはとても大変な作業です。効率の悪さとタイミングの難しさ、過熟になるリスクもあります。
mame3 収穫したコーヒーチェリーの処理にも多大な労力と注意を払う必要があります。コーヒーを劣化させずに、果肉を除去し、乾燥させていきます。水洗式で使用する水、様々な機械類、乾燥場の清潔さなども重要です。
mame4 乾燥工程ではコーヒーを劣化させる危険が常にあります。満遍なく乾燥すること、劣化させることなく乾燥すること、低品質を招く豆を取り除くことなど、人の手による作業が続きます。
mame5 高品質なコーヒー、美味しいコーヒーは人々の努力なしには出来上がりません。

カップオブエクセレンスとは
Cup of Excellence (COE)

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世界一厳格なコーヒー品評会
各国のトップオブトップ(最高品質)のコーヒーを楽しめる
カフェタイム代表と社員が国際審査員
生産者との公平性のある取引の実現

CupofExcellenceとは、世界一厳格で公平性、透明性のあるコーヒーの品評会です。そしてスペシャルティコーヒーの中でも最高品質(トップオブトップ)のコーヒーにのみ与えられる栄誉ある称号です。この称号は、生産国ごとに非常に厳しい審査会を経て、評価項目で100点中87点以上を獲得することができた最高のコーヒーに対して与えられます。称号を授与されるコーヒーは、世界各国から集められた選りすぐりの国際審査員によって選ばれます。完全なダブルブラインド形式でおこなわれる審査会により、本当に高品質なコーヒーのみが厳格に選ばれていきます。

5日間に渡る審査会を経て、最終的にほんの一握りのコーヒーだけが栄誉あるCup of Excellenceの称号を授与されます。受賞豆は後日、世界同時オークションにかけられ最高落札価格で取引されます。農園経営者は国内の授賞式で栄誉ある称号を与えられただけではなく、オークションによって高値の報酬を受けることができるのです。

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オーナー 糸井優子は歴代のCOE開催国 全11カ国でおこなわれた約130の審査会のうち50 回を国際審査員として参加している世界でも稀なベテランの審査員です。

またオークションの落札回数は110回以上を超え、各国の素晴らしいコーヒーをお客様にお届けしています。

コーヒーの淹れ方
(初めてのお客様へ)

コーヒーを抽出する器具には様々な種類があります。

ご家庭で美味しくコーヒを淹れるには、幾つかのポイントがあります。

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新鮮な焙煎豆を使う。
コーヒ豆は時間とともに劣化していきます。焙煎後、1ヶ月ほどで使い切るのが望ましいです。 ただし高品質なもの、風味が多いコーヒは1ヶ月以上経っても十分に美味しく飲むことが出来ます。 カフェタイムでは焙煎後、一週間以内のコーヒを配送していますので、ご自宅に届いてから約3週間が目安 になります。 保存は常温で保存可能です。酸化をできる限り避けるためにも、バルブ付きの袋に入れておきましょう。 粉の場合は、できる限り早く使い切ってください。

100°Cの熱湯を使う。
温度が高い方が、風味を多く引き出してくれるからです。 品質が良く、上手に焙煎されたコーヒーには雑味がないので、お湯の温度を下げる必要がないのです。

一人分は15gで270mlのお湯を、2人分では20gで360mlのお湯を注ぎます。
どちらもコーヒーとお湯の割合が1:18になっています。この比率はコーヒーの国際的な評価基準に用いる コーヒーとお湯の割合からきています。

30秒蒸らす。
どのような器具を使用するにせよ、粉が湿る程度のお湯を注ぎ蒸らすことをお薦めいています。 蒸らすことで、成分がより多くの抽出することが出来ます。