只今ブラジルのVIRGINHAというところに来ています。 今年から、ブラジルのナチュラルが、カップオブエクセレンスの対象となりました。 ブラジルの生産量の90%以上がナチュラルで処理されると聞いています。 今まではパルプドナチュラル(またはフリーウォッシュド)だけの審査でした。 処理法の違いにより、製品としての完成が2カ月以上ずれてしまうので、いままでずいぶん模索されたようです。
今回は138サンプルから、38ロットが国際審査に残りました。 多分最終的には20-24位がカップオブエクセレンスとして残りそうです。 ちなみに、今年から従来84点以上だったものが、85点以上のものにカップオブエクセレンスの称号を与えることになりました。
1点違っても大きな違いです。
ナチュラルは通常クリーンカップが悪くなりがちですが、今回は本当にきれいなものがたくさんありました。 審査の方法も中米などで行うのとまったく同じ点の付け方ですが、90点を超えるものもあります。 審査員全員が88点以上というのもありました。
ちょっと分析してみますと、 完熟から超完熟の甘いワイニーなもの。 重く甘いもの。 きれいな酸とさわやかな風味のもの。
この3つに分かれます。
明日はいよいよトップテンの審査です。 いつもながらトップテンの審査は本当に楽しみです。
またご報告します。
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