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CafeTime News BackNumber ◆ 2004/3/28〜2004/12/4 |
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2004/12/4 |
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12月2日今年最後のオークションがありました。 カップオブエクセレンス初登場のボリビアです。 私たちのグループは3位の豆を落札いたしました。 ボリビアのコーヒーは 高地産らしいきれいな酸味と、複雑なフレーバーが特徴です。 ブラジルのような知名度はないのですが、高地という利点を生かしたすばらしいコーヒーです。 |
カップオブエクセレンス ブラジルベラヴィスタの農園にて |
今日はカップオブエクセレンスについて少し御説明します。 カップオブエクセレンスのおかげで、今まであまり日本に輸入されていなかった産地の スペシャルティコーヒーを御紹介することが出来るようになりました。 |
今年のカップオブエクセンスの
開催国は エルサルバドル ニカラグア ホンジュラス ブラジル ボリビア 以上5カ国です。 このほかに コスタリカ パナマ ペルー 以上3カ国のコンテストの豆もオークションで落札することが出来ました。 |
ブラジルレイトハーベスト カショエイラの農園主ガブリエルさんと |
エルサルバドル カップオブエクセレンス審査員の皆さんと |
将来カップオブエクセレンスに参画する予定の国もあります。 カップオブエクセレンスはじめこれらのコンテストのいいところは、最終順位が決まるまでそれぞれの豆の地域・農園名・品種などの情報が一切明かされないことです。 審査員同士の採点結果も、それぞれの採点用紙を提出してからでないとわかりません。 すべての採点データはコンピュータに記録されます。 |
入賞した豆はインターネットで世界に公開され、世界のコーヒー業者が入札します。 結果は誰でも見ることが出来ます。 |
「種からカップまで」を合言葉に スペシャルティコーヒーが産地の人たちと私たち消費者が近い関係になり いいものをちゃんとした価格でやり取りできるようになるということは すばらしいことだと思います。 来年はさらに開催国が増える予定です。 これからもいいコーヒーの御紹介、産地への還元に力を尽くしたいと思います。 |
ペルーの審査会 表彰式の様子 |
◆ 付記 ◆ カップオブエクセレンスからメールが来ました。 なんだか胸が熱くなるメールです。 泣きそうになりました。 へたくそな訳ですが 多分あっていると思うので付けておきます。 |
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2004/11/9 |
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11月2日から5日まで開催された「ペルーコーヒーコンペティション」に 審査員として参加してきました。 ペルーでは 真剣に生産者のことを考えている在ペルーの若いコーヒー関係者、アメリカのオーガニックコーヒー関係者、スペシャルテイコーヒー協会の次の担い手たちと共にカッピングし、コーヒーのこと、ペルーの人たちの生活のことなど さまざまなことを語り合いました。 カップオブエクセレンストはちがい 小さなコンペでしたが その分ゆっくり意見を語り合えたので 今まで以上に収穫の多い1週間でした。 1位を対象のオークションがあり、勝ち取ることができました。 もうひとつ、審査会の間中 議論の対象になる 大変興味深いコーヒーがありました。 あまりに全員の評価が違い 最高得点を取り続けたにもかかわらず審査対象からはずれたという コーヒーです。 私は絶賛派です。 こちらも買い付け予定です。 これらのすばらしい豆については また御案内します。 (画像は 審査会でサポートしてくれた女性たちと 女性審査員さんです。) |
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2004/10/29 |
インテックス大阪で4日間フードテックが開催されました。
タイムズクラブはBSCAのブースをお手伝いいたしました。 初日は台風のため1:30で閉鎖されましたが 4日間で4万人の入場がありました。 カフェタイムも2000杯くらい コーヒーをサービスしました。 |
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2004/10/4 |
コスタリカのクロップオブゴールドの、1位2位3位、8位を選出した デリカフェの農場と精製処理場へは2度訪問しました。 名前はそれぞれロシナンテ、サンチョパンザですが同族です。 すばらしいコーヒーを生み出していますが 精製処理場を見て一番に気がついたことは そのきれいさです。 いい処理をするにはいろいろ条件が必要ですが その前に、掃除が行き届いているかどうか ということはかなり重要かと思います。 今年エルサルバドルで訪問した先でスペシャルロットをお願いしました。 小さいところでしたがそこも本当にきれいにしてありました。 用意されていたサンプルも予想以上に高品質で 国際審査員の皆さんも驚かれていました。 この豆は今週入ってきます。 サンプルローストを何度か繰り返したら いよいよ発売開始です。 (画像上は審査員の皆さんと訪問した エルサルバドルの農園での試飲風景) (画像下は掃除の行き届いた コスタリカ デリカフェの処理場) |
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2004/8/29 |
コスタリカのコンテスト入賞豆が入ってきました。
今回は3位の豆で、濃厚なうまみが特徴です。 コスタリカのフレーバーは、繊細で華やかなものが多く 「シャンパンフレーバーですよね。」 と、審査員の方たちと話したことがあります。 そういう意味で、この豆は面白いなと思って選びました。 実は 今回の1位2位3位は同じ農園のものです。 それぞれ特徴がちがいます。 1位はトーアコーヒーさん、 2位の豆は丸山珈琲さんや そのグループの皆さんのところで そろそろ販売開始のはずですので 飲み比べるのも楽しいですね。 (画像は審査会で一緒だったトーアコーヒー浅野さんと) |
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2004/7/24 |
■7月3日より13日まで ブラジルへ行ってきました■
今年は仲間と行きました。 ブラジルには珍しい 1300mの農園です。 今年買い付け予定の1つです。 |
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2004/7/21 |
■7月3日より13日まで ブラジルへ行ってきました■
今回は オウロベルデ サントアントニオ シティオ・ベラヴィスタ カショエイラ と、産直とコンテスト入賞豆の農園をすべてまわることが出来ました。 今回は、直輸入の豆や入賞豆を共同購入している仲間と一緒でした。 コーヒー好きが集まった いいツアーでした。 旅の様子は 順次御紹介していきます。 |
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2004/7/3 |
■7月3日よりブラジルに行ってきます■
今回は3年目ですが、きっと新しい発見がたくさんあると思います。 親しくなったブラジルの方々との再会も楽しみです。 カップオブエクセレンスの御報告もいたしましょう。 エルサルバドル5位。 ニカラグア 19位。 また コスタリカ、パナマもどちらも3位を落とすことが出来ました。 3ヶ月ほどで入ってきますのでまた順次御案内いたします。 |
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2004/6/21 |
■ザンビアに行ってきました■
6つの農園を見てきました。 農園でコーヒーの手入れや品種の話を聞いていると まるでお米をつくる日本の農家の話を聞いているようでした。 苗木を育て、植え付け、雑草を刈り、水をやり 選定し、収穫し、水洗処理し、倉庫で熟成させる。 気の遠くなるようなプロセスです。 いい農作物を作るための努力には 頭の下がります。 国によっては 収穫は同じエリアでは1〜2度しか入らないことが多いのですが ザンビアでは7〜8回も入ります。 品種は SLという古くから受け継がれているアラビカ種です。 完全に完熟豆しかつみません。 かごに摘み取られた豆は 真っ赤でした。 早く 見てきた豆をやきたくなってきました。 |
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2004/6/1 |
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■カップオブエクセレンス審査会
5月10日より14日までエルサルバドル審査会に行ってきました。 カップオブエクセレンスの審査は初めてでしたので 大変緊張しました。 日本からは キャラバンコーヒー関根さん 丸山コーヒーの丸山さん 林コーヒー研究所の林先生 オブザーバーの佐藤さん 主宰のスージー・スピンドラーはじめ コスタリカやイタリアの審査で 面識のある外国人審査員も数人おられたので その点は気が楽でした。 |
↑審査会の様子 「開始直前なのでまだのんびりしている」 |
今回は、ニュージーランド・ロシア・カナダ・スウェーデン・デンマークなどいろいろな国の人が来ていました。 審査は厳正で、粉と湯を注いだ状態だけで審査します。 採点表は 3枚複写で、1枚を本部に提出してから ディスカッションに入るので 他の人のを見て点数をかえるとかは出来ません。 採点の訂正箇所には、サインを求められます。 最終日はベスト10をもう一度採点して 順位を付けます。 夕方から入賞した農園の、表彰式です。 たくさんの農園の方々が 親子、夫婦で 晴れ着で出席されていました。 審査の合間に2箇所、農園をまわりました。 1箇所は農協で もう1つは今回入賞も果たしたやや大きめの農園です。 マイクロバスで移動ですが 遠足みたいで楽しいです。 ←農園視察へ向かうバス 「仲良くおしゃべり」 |
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2004/5/6 |
5月9日より エルサルバドルに行ってきます。 今回は カップオブエクセレンスの審査員です。 身に余る光栄です。 エルサルバドルは、昨年 華々しいデビューをしました。 力強さ、華やかさ、気品を兼ね備えたすばらしい豆です。 いままでは、ブレンド用-しかも 廉価のもの用しか知りませんでした。 今、中米ははげしい品質競争をしている状態です。 スペシャルテイコーヒーのシェアが大きいアメリカ市場がターゲットと言うこともあります。 内乱が小康状態ということもあります。 関係者は大変でしょうが 切磋琢磨の中から いいものが生まれてくるのですから これからも中米からは 目が離せません。 17日に帰ります。 |
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2004/4/28 |
3月30日から4日間 コスタリカのコセチャ・デ・オロ(クロップ・オブ・ゴールド)の審査会があり 審査員として参加してきました。 コスタリカは、この一年で3回も訪問していますので 向こうの関係者、国際審査員とも顔見知りで 去年よりリラックスして審査できました。 主催者もかなり運営の段取りなども昨年よりよくなり 順調に進み快適でした。 豆の内容ですが、赤ワインのようなフルボディではなく、繊細で豊かなフレーバーの シャンパンのようなコーヒーが多いように思いました。 オークションは5月20日です。 画像は審査員と運営スタッフ |
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2004/3/28 |
28日よりコスタリカで クロップオブゴールド(コセチャデオロ)の審査会が開かれます。 ホテレスショーでご覧になった方も多いかと思いますがコスタリカの7つの地域から選ばれた豆の中から ベスト8とか10を選びます。 昨年より審査の日が1日増えて4日間となったので その分出展の豆も多くなったのでしょう。 どんなコーヒーに出会えるか今から楽しみです。 審査会のあと農園をまわって 6日に帰ってきます。 画像は昨年の審査会の様子です。 |