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2005/3/6〜2005/4/12
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2005/4/12
コスタリカ「クロップ・オブ・ゴールド」審査会
3月27日から、コスタリカの「クロップ・オブ・ゴールド」の審査に行ってきました。
今回で3度目なのでなんとなく気が楽です。
今回は60の豆を審査し、最終10位を決めます。
年々品質は向上してきています。
審査の様子を今回はお伝えします。
←準備が整ったところです
まず、テーブルに用意されたカップの粉の香りをかぎます。
次に湯をさして香りをかぎます。
←乾いた状態での香りをチェックしています

↑熱湯を注いで4分待ちます


↑「ロースターマガジン」の記者さんと


↑シンガポールのスピナリコーヒーの
 シリンさんと



↑日本人審査員の皆さんと

また、今回はコーヒーの開花を見ることができて本当にラッキーでした。
開花時期に雨が降りその38時間後一斉に開きます。(時間はちょっと違うかもしれません。違っていたら教えてください)
コーヒー関係者でもなかなかいいタイミングで見られないと、聞いていたので感激でした。
一斉に開くと、完熟の時期も同じになり、品質も上がります。
来年のコスタリカも期待できそうです。

4分待ってもう一度香りを調べます。
泡を取ったら、カッピングスプーンを使ってのチェックです。吸った液は飲まずに吐き出します。
点数をつけ終わったら、審査員は丸くなってディスカッションに移ります。
自分のつけた点数とコメントを発表していきます。
審査員が一番緊張する、またわくわくするときです。
採点表の書き直しはできませんし、恥かしい事なのでしません。
ほかの人が絶賛しているのに自分だけが点が低い、とか
反対のこともたまにはあります。
理由があることもありますが、自分の審査に見落としがあったと、気がつくこともあります。
これは こたえます。
これを引きずると次の審査にも影響があるので、気分を変えないといけません。
体調や精神的な調子にかなり左右されますので、自己管理は大変です。
慣れないうちは、緊張や風邪のために、点数のばらつきがあったりします。
そういう意味でも、今回はコスタリカの審査が3度目なので、気が楽でした。
普通、審査のときは各自がコメントを自由に言います。
順に言うのではなく一斉にという感じです。
今回のヘッドジャッジのやり方は、審査員が順番に点数とコメントを言っていくというやり方です。
今回の決勝10位の順位を決める審査はとても楽しいものでした。
冷えるほどおいしくなっていく様子を自転車競技にたとえて熱演をする審査員や、パリで飲んだアイスティに例える審査員などが続出し、いつにない、個性的な審査会となりました。

↑満開のコーヒーの花


↑コーヒーの花アップ

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2005/3/26
3月8日から11日まで東京お台場のホテル&レストランショーに、
SCAJも海外から出展者をお招きしました。
今回はブラジル、コロンビア、コスタリカ、ケニア、エチオピア、ニカラグアなどの生産国とイギリスのスペシャルティコーヒー専門の問屋「メルカンタ」がブースを持ちました。
カフェタイムはお付き合いの長いメルカンタのお手伝いをいたしました。
●ホテレスショースペシャルティコーヒーのブースにて

↑ニカラグアの方たちと

↑メルカンタ フローリと
←ブラジルのエンリケ・カンブライアさん、
 C-COOPのメンバーと
いつも直接買っているインベルナダ農園のエンリケ・カンブライアさんとは
銀座の老舗のてんぷらやさんでミーティングです。
10日は朝からブラジルの「レイトハーベスト」の審査です。

←レイトハーベストの審査風景
3月10日ホテレスショーの会場内にて
完成度の高い豆ばかりでどれを落札しようかと迷ってしまします。
3年前からのお知り合いのアレシャンドレさんのところの豆が堂々の2位入賞です。
さっそく家族に電話すると言って喜んでいました。
他にもブラジルの有名カッパーのシルビオ・レイテのところの農園や、
昨年うちが落札したカショエイラ農園、同じグループのサンタンジニョ農園、
モンテアレグレ農園など訪問した農園がたくさん入賞しています。
オークションは4月21日だったと思います。
どうぞお楽しみに。
<レイトハーベストって何?>
直訳すると後期収穫コンテストです。
つまりナチュラルのコンテストです。
カップオブエクセレンスは11月なので、乾燥工程がはやいウォッシュ、
パルプドナチュラルは間に合うのですがブラジルの生産量の90〜95%くらいを占める
ナチュラルは乾燥が間に合いません。
たまねぎの腐ったようなフルーティーテイストが出ます。
そこで、BSCAはCOEとはべつに、ナチュラルだけのコンテストをしようと思いました。
昨年1月イタリアのリミニデ第1回のコンテストが行われました。
今回は2回目です。
BSCA加盟の農園でなくとも出品できます。
ただしトレサビリティ(いつどこで取れてどういう処理をしたか)が
はっきりしたものでないと受け付けない、とBSCAの会長のご挨拶にありました。

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2005/3/6
ザンビアより新しいクロップが到着しました。
昨年6月訪問したチソバ農園のものです。
この農園はきれいに掃除されています。
数少ない経験ですが、私の見た限り、設備・機械・発酵槽などをみると
大体そこの農園の品質と比例しているように感じます。
もちろん、樹の手入れ・摘み取りの様子などもしっかり見ます。
今回はストレートとして販売できるのはわずかですので、早めに御注文ください。

 ↓完熟豆だけを摘み取り

←機械は毎日掃除
 ↓広大な農園



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