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CafeTime News BackNumber ◆ 2005/10/26〜2005/12/19 |
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2005/12/19 |
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ボリビア波乱万丈の旅 10月30日より カップオブエクセレンスの審査のために、ボリビアに向かいました。 折悪しく、ハリケーンに遭遇し、乗り継ぎ地点のシカゴで3泊もすることになりました。 シカゴにはスペシャルティコーヒーで有名な「インテリジェンシア」がありますので、直営二店と工場を見学する事が出来ました。 1度行きたかったので、ゆっくり見られたのは神様の粋な計らいでしょうか。 ボリビアでは事件がありました。 何百もの出点の中から 国内審査が終わって60ロットまで絞られたサンプルを、ある輸出業者が捨てたり混ぜたりして大半を審査できなくしてしまったのです。 カップオブエクセレンスによって生産者がいろいろの事を学び、消費国の私たちと知り合いになるのを恐れてのことです。 審査対象の豆は17ロットでした。 カップオブエクセレンスの本部から出国直前にその連絡が入りましたが、ほとんどの国際審査員は予定を変えず審査会に出席しました。これも幸いな事に 何人かの審査員がハリケーンのために集合が遅れたので、審査会も全員が揃うまで開始を遅らせてもらえました。 17ロットのサンプルは昨年を上回る水準でした。 1位の豆には2人の審査員が100点満点をつけました。 最終審査の後、生産者の皆さんとの交流会があり、そのあと表彰式がありました。 昨年うちが買ったルイスさんは今回も入賞していました。 ボリビアのたびは続く 審査会が終わった翌朝ーというか5時チェックアウトー飛行機で約1時間。 標高4000mの首都ラパスに飛び、そこから産地へ7時間のドライブ。 世界3大悪路というらしい道が延々と続きます。 先ず山が切り立っていて、時々落石があるようです。 ほとんどの部分が まだ舗装されておらず ところどころ崖崩れで、道がえぐれています。 何箇所も 湧き水が滝になっていて その下をくぐり抜ける時はディズニーランドのようです。 カーブには十字架がいくつも立っています。 バスやトラックなどはよく落ちるとききました。 初日は今回のコンテストで2位になった農園を訪問。 その地域の農協の代表の方からいろいろ話を伺う。 翌日は1位の農場を視察。 前夜より激しい雨が降り続き、道が川のようになり 立ち往生のトラックはみんなで助けます。 ボリビアのコーヒー園にはティピカ種という原種がまだたくさん残っていました。 そして、シェイドツリーに守られてほぼ自然農法で育てられています。 もちろん品種がよければそれだけでいいということはありません。 手入れや施肥が十分に行き届いている事が第1条件です。 |
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12月1日ボリビアカップオブエクセレンスオークション!! 2位3位発売決定 カフェタイムは仲間のコーヒー屋さんと一緒に3位の豆を無事落札しました。 こちらはさまざまなフルーツの複雑なフレーバーのある甘いコーヒーです。 2位の豆も欲しかったので、2位を落札されたところにお願いして少し分けていただきました。 こちらは とてもしっかりしたきれいな酸と 豊かでこい甘味を持ったコーヒーです。 いずれも来年発売開始です。 |
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2005/10/26 |
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9月25日より「第2回ペルーコーヒー品質コンテスト」に行ってきました。 場所は、首都リマです。今回の会場は、リマの農業大学でした。 審査員のプレゼンテーションやパネルディスカッションも丸1日あり、中身の濃いものでした。 審査員は海外から6名、ペルーの方たちが4名。 そのうち カップオブエクセレンスほかの審査会で何度かお会いしている方たちが3名。 審査会の準備がしっかりされており、気の会う顔ぶれだったので、和気あいあいの雰囲気です。 あっという間の1週間でした。 37ロットからトップ10を選びました。 審査基準はカップオブエクセレンス方式です。 (この方式は知る限りでは今審査会の基準で一番厳しいので、 私は好きです。) 品質は昨年より良くなっていると感じました。 酸がしっかりしてきれいです。 一口に言うと「酸味とボディ」のコーヒーです。 甘味を伴わないと、野生の夏みかんのようになってしまいますが、しっかり甘味があり、完成度が高いです。 フレーバーはトロピカル系は少なく柑橘系が主です。 アプリコットや、もものようなやさしい酸と甘味のものもありました。 表彰式は大学の講堂で行われました。 いくつかの審査にかかわりましたが、表彰式は何度出ても感動します。 また、例外ないくらい1位の農家は 小さい農家です。 経営者・オーナーではなく、自分で樹に触れている方々だということも なんだかうれしいです。 1週間後に 小さい規模でメールでの入札によるオークションがあり、幸運にも1位と2位の豆を落札することが出来ました。日本へは年明けころ入荷の予定です。 審査終了の翌日は、私たちのグループの豆を カップしてきました。 小さい農家から集めたものを、混ぜてしまう前にすべてカップしたのでかなりの数です。 ペルーからは今年初めて直接買い付けするので、品質管理がとても心配でした。 丸1日カッピングして その品質を確認できたので 安心です。 今回はすべてオーガニックの豆です。JAS規格のものを買いました。 「認定があるか ないか」は別の問題ですが、自然農法は 今後ますます重要な課題になってくると思いますので カフェタイムでも継続してかかわっていくつもりです。 |
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