◆ CafeTime News BackNumber ◆
2006/1/28〜6/15
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2006/6/15
5月21日より カップオブエクセレンスの審査にエルサルバドルへ行ってきました。
赤道より北の国では日本の冬にコーヒーを収穫しますので、4〜5月は審査会ラッシュとなります。
コスタリカ
パナマ
ホンデュラス
ニカラグア
エルサルバドル
グアテマラ
の中米5カ国。
ブラジルのレイトハーベスト
ブラジルは5〜7月が収穫期です。
ナチュラルという精製法のものが収穫量の90%以上を占めます。摘み取った赤い実をそのまま乾燥させ 出荷時に外皮とパーチメントという内側の皮を取り除く というやり方です。

↑マンサーノ農園にて
エルサルバドルのスペシャルティ協会のリカルドさん
アメリカのロースター ビル・スゥープさんと
この方法ですと、乾燥に時間がかかるので 審査の時期も遅くなります。
私たちのグループは最近カッピングのお勉強がすすみ、今年は何人かが審査員デビューを果し、上の審査会のほとんどに参加することができました。
私はエルサルバドルに参加です。

↑フィンランドから来られた審査員の
サーナさんと、ヘッドジャッジの
シェリー・ジョーンズさん
エルサルバドルは、中米の1つの国で地図でごらん頂くとわかりますがとても小さい国で人口も面積も、四国か九州ぐらいだったと記憶しています。
ご多分に漏れず、スペインの植民地から独立、内乱を経て今に至っています。
エルサルバドル、ニカラグア、グアテマラは、特に内乱のひどいところでしたが、今は平和が戻ったようです。
ただ場所によっては、まだ地雷が残っている地域もあると聞きます。
治安がよいといっても、ホテルや施設のガードマン、警官、軍隊の方たちはみな銃を持っています。
マシンガンを持っている人もいるそうです。
(私にはどれがそうか わかりません)
ニカラグアでは日本の柿のようにマンゴの樹を見かけました。街路樹がマンゴというところもあります。
エルサルバドルは それほどでもありません。ブラックベリーは農園でよく見ます。
野いちごを少し大きくしたような形で熟すると真っ黒になります。

↑樹の剪定
丈夫な枝を残します
コーヒーの話をします。
エルサルバドルは火山国で、水も硬水です。
塩が入っているのかと思うほどです。
ミネラルの関係でしょうか、豆の味はみな強くてクリーミーです。甘味とこくが酸味を被ってしまうので、シャープな酸は感じません。
また、エルサルバドル固有の「パカマラ」と言う品種があります。複雑で強いフレーバーと蜂蜜のような甘さが特徴です。
エルサルバドルの国内審査員は、「パカマラ種」がすぐわかるようです。最終審査には「ブルボン種」と「パカマラ種」が半々くらい残りました。ブルボンは繊細で気鋭な酸を持っていますので、好対照です。
私たちのグループがどれを落札するかまだ決めていません。
サンプルを日本の水でもう一度試し、違いが出るかでないかその辺も検証したいと思います。

 ↑モンテネバドの持ち主はパピーニさんの奥さん。
  今回はご主人のお父さんの農園を訪問しました。

 

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2006/4/23
嵯峨店の一部を改装し、セルフのカフェをオープンしました。
エスプレッソとアレンジメニューが中心です。

バリスタ2名は、有名なアメリカの先生にエスプレッソの基本をしっかり習いました。
紅茶は大阪のムジカのもの、ジュースはお気に入りのマンゴとイチゴミルクです。
天然の果実から抽出したシロップを使ったナチュラルソーダも用意しました。
産地で買ったり いただいたりした雑貨をディスプレーしています。

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2006/3/6
1月末より、ドミニカ、ニカラグアの2カ国を回ってきました。

ドミニカ
今回はドミニカのコーヒーリサーチのために呼んでいただきました。
いろいろな地域のコーヒーをカッピングし、それぞれの酸味やフレーバーをシートに書いていくと言うやり方です。いつもの細かいところまで点数で表すというしんどい審査ではないので、違った楽しさがありました。
ドミニカの人たちは、いかにもカリブの島と言う気質で、もう入国審査の人から にこやかで親切です。ホテルの人たちや今回のリサーチを主宰している組織の人も、みなとってもにこやかです。
南国のリゾートと言うのはこういうところから違うのだなと妙な感心をしてしまいました。
豆のほうは一口に言うと詰めが甘いかなと思います。
「農園が良くても処理施設はそれなり」 と言うところがいくつかありました。
日本向けの豆は低地産のものがほとんどです。やきやすいですが、ちょっと軽いかと思います。
道路などはかなり良く、清流などもいたるところにあり、高さもそこそこあります。
スペシャルテイとしての取り組みはまだ始まったばかりですが、好条件が揃っているので今後が楽しみです。






ニカラグア
今回が2度目の訪問です。
ただスペシャルティ協会の皆さんとは、古い方だと2002年のSCAEのオスロ大会から知っていますので、もう何度も行ったように錯覚してしまいます。
前回はカップオブエクセレンスの審査でしたから、あまり農園は見ていませんが、今回はSCAJ主催の産地ツアーでしたので、代表するいくつかの地域を見ることが出来ました。
地図を見ていただければお分かりのとおり、ニカラグアはそう大きな国ではありません。
が、主な輸出品がコーヒーというだけあってそれぞれの地域でたくさんコーヒーを作っています。
スペシャルティの取り組みは熱心です。
今回もいろいろな質問をされました。
すぐには答えられないくらい大切な質問もありましたので、ゆっくりまとめようかと思います。
今回もたくさん画像を用意しましたので、お楽しみください。
ツアーの楽しさや、真剣な審査の様子をお伝えできればと思います。






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2006/1/28
スターバリスタへの道
カフェタイムの糸井、グループの今井さん、平野さんがバリスタのレッスンを受けました。
先生はアメリカ人のシェリージョーンズさんです。

審査基準、バリスタらしさとは何か、具体的なドーシング、タンピングなど
内容は盛りだくさんです。
エスプレッソとカプチーノは、代表的なメニューです。
エスプレッソの抽出を通しておいしいコーヒーを考えます。
カプチーノはミルクの泡が決めてです。
うまく出来ると本当に決めの細かい泡が出来ます。
最終日は、実際にタイムを計って勉強しました。
みな、選手権に出るので、練習にも気合が入っています。
今月から来月にかけてバリスタ選手権の地方予選があります。
大阪大会は2月3・4・5日です。
3月中旬に東京で決勝大会があります。
去年の日本チャンピオンの門脇さんは、世界大会で2位と言うすばらしい成績を残されました。
日本のエスプレッソも質・量ともに、ここ数年で著しい発展を遂げそうです。



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